ABOUT

みんな一緒の時代から、みんな違うの時代へ。

私たちには障がいのある子供がいます。
保護者の中には、「出かけたいけど迷惑をかけてしまうから出かけられない」「近くの公園で遊びたいけど行けない」、など様々な声があがります。
一見すると障がいが分からない子もいますが、行動はぐんと目を引きます。そんな姿に眉をひそめる人もいます。怖くて離れる人もいます。

その理由は「障がい者」について知らないからだと思うのです。
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、妙な声を出したり、知らない人に挨拶しまくったり、ブツブツ言っていたり、コミュニケーションが取れなかったり、などなど理解しがたい行動に見えますが、それが、彼ら、彼女らの“個性”でもあります。

そんな光景を、奇々怪界な心地が悪い出来事として終わるのではなく、苦手なことがある、不得意なことがある、凸凹がある子なんだと知ってもらいたい。

個性的な人なんだと思ってほしいのです。
そういう人もいるということを、知っていただき、ちょと広い心で接していただけることで、私たちは、とても救われます。私たちにとっては、大きな支援となります。

私たち人間には、かけがえのない個性があり、特性があり、多様性があります。
わかって欲しい、知って欲しいという気持ち。
知ることで価値観が変わるという現実。
ちょっとくらいかわっていてもいい!
そう、違いを受け入れられる社会になってほしいという思いとともに、SITTE TO SIRU (知ってと知る)のプロジェクトを立ち上げました。

このマークをつけている子ども達がいたら、どうぞ暖かい目で見守ってください。
あなたのその暖かいまなざしが、子どもだけではなく「ママ」にも元気を与えてくれます。
「ママ」も笑顔にさせます。「ママ」の心を「楽」にしてくれます。
視線には、とってもとっても大きな力があります。このマークを通して、障がいがある人や周辺の人たちも過ごしやすい社会になるといいな、と思っています。  
<知ることから始まる支援>